{
2011/08/29(月) }
先日「ぼくの夏休み」と題して、お客様によるリバースを入れる容器作成をご紹介させていただきました。
(下記ブログをご覧ください)
http://www.aquashop-es.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=318
そして昨日、そのお客様が経過報告の為にご来店になられました。
まず、先日作った容器ですが、リバースをいっぱいに入れると、リバースが抵抗となりパイプの上からオーバーフローしてしまうとのことでした。パイプの上の部分は水面から15mm出ている状態で、そこにエーハイムで浄化された水を流し込むのですが、流し込んだ水の一部が下から抜けずに上から溢れてしまいます。
現在の対応策として、リバースを減らして抵抗を少なくしたそうです。
リバースを増やす場合は、容器を2本にして、エーハイムからの水を分割して2本の容器に流し込むか、作った容器を密閉式にして、圧力をかけて強制的に循環させるかを思案中です。
もう少し改良しなければならないようです。
それでも、90cm水槽にリバース90リットル分を導入して、データ取りしてくれました。
90×45×45cm水槽
エーハイム2217(サブストプロ6リットル)
+
2215サブフィルター(サブストプロ4リットル)
+
マルチフィルターS(チタンボール2kg)
イージーコントロール 2本
ディスカス 成魚9匹
①水換え前の飼育水(約1か月水換えなし)
GH 10
KH 0
NO3 200
②水道水
GH 5
KH 1.7
NO3 0~20
③汲み置き24時間(リバースで処理)
GH 3
KH 0~1.7
NO3 0
④水換え後5時間経過の飼育水
GH 1.7
KH 0
NO3 80
⑤2日目(朝)
GH 1.7
KH 0
NO3 40
⑥2日目(夜)
GH 0~1.7
KH 0~1.7
NO3 40~80
⑦3日目
GH 0~1.7
KH 0~1.7
NO3 40~80
⑧4日目
GH 1.7
KH 0
NO3 80
⑨5日目
GH 1.7
KH 0
NO3 80
⑩6日目
GH 1.7
KH 0
NO3 80~100
⑪7日目
GH 1.7~3.4
KH 0
NO3 80~100
⑫8日目
GH 1.7
KH 0
NO3 80~100
①を見ると1か月していないので、GHが上昇しています。マックスサイズの成魚が9匹ということもあり、イージーコントロールを2本使用してPHの安定をさせているためです。
水道水のGHは5ですが、汲み置きタンクにリバースを入れて処理しているので、GHは3まで下がっています。汲み置きで使う場合は、主にGHを下げる働きなので、硝酸塩やリン酸塩の吸着能力は使っていないと思われるので、後に飼育水槽へ移動すると無駄なく使えそうです。
GH3の汲み置き水で水換えして5時間経過すると、水槽のGHはさらに下がり、1.7になりました。水槽には先日作製した容器にリバース90リットル用を入れてあります。自作容器でも十分に働いています。
2日目には硝酸塩が80⇒40ppmまで下がっていますので、順調な働きです。
4日目、6日目に硝酸塩濃度が上がり始めました。吸着能力が低下したか、導入量が少なめなので力負けしているか?
7日目にはGHが1.7⇒1.7~3.4に上昇しています。硝酸塩濃度の上昇によりPHが下がり、イージーコントロールが働き始めたのかもしれません。しかし、8日目には1.7に下がったので、様子見とします。イージーコントロールが働いたかを判断するには、導電率を測定すれば判断できますので、今度、水道水と水槽の水を持参してください。
硝酸塩は上昇したものの6~8日目までは安定しているので、新たに発生する硝酸塩は吸着していると思われます。
今後の課題として、容器からオーバーフローして容器の外に出てしまう水を密閉容器か容器を2本にするなどして、全水が通水するように改良することで、効率を上げる。
規定量を導入する。
これらの取り組みで、どのように変化するか確認してみたいところです。
水を読む
楽しいですよ!
(下記ブログをご覧ください)
http://www.aquashop-es.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=318
そして昨日、そのお客様が経過報告の為にご来店になられました。
まず、先日作った容器ですが、リバースをいっぱいに入れると、リバースが抵抗となりパイプの上からオーバーフローしてしまうとのことでした。パイプの上の部分は水面から15mm出ている状態で、そこにエーハイムで浄化された水を流し込むのですが、流し込んだ水の一部が下から抜けずに上から溢れてしまいます。
現在の対応策として、リバースを減らして抵抗を少なくしたそうです。
リバースを増やす場合は、容器を2本にして、エーハイムからの水を分割して2本の容器に流し込むか、作った容器を密閉式にして、圧力をかけて強制的に循環させるかを思案中です。
もう少し改良しなければならないようです。
それでも、90cm水槽にリバース90リットル分を導入して、データ取りしてくれました。
90×45×45cm水槽
エーハイム2217(サブストプロ6リットル)
+
2215サブフィルター(サブストプロ4リットル)
+
マルチフィルターS(チタンボール2kg)
イージーコントロール 2本
ディスカス 成魚9匹
①水換え前の飼育水(約1か月水換えなし)
GH 10
KH 0
NO3 200
②水道水
GH 5
KH 1.7
NO3 0~20
③汲み置き24時間(リバースで処理)
GH 3
KH 0~1.7
NO3 0
④水換え後5時間経過の飼育水
GH 1.7
KH 0
NO3 80
⑤2日目(朝)
GH 1.7
KH 0
NO3 40
⑥2日目(夜)
GH 0~1.7
KH 0~1.7
NO3 40~80
⑦3日目
GH 0~1.7
KH 0~1.7
NO3 40~80
⑧4日目
GH 1.7
KH 0
NO3 80
⑨5日目
GH 1.7
KH 0
NO3 80
⑩6日目
GH 1.7
KH 0
NO3 80~100
⑪7日目
GH 1.7~3.4
KH 0
NO3 80~100
⑫8日目
GH 1.7
KH 0
NO3 80~100
①を見ると1か月していないので、GHが上昇しています。マックスサイズの成魚が9匹ということもあり、イージーコントロールを2本使用してPHの安定をさせているためです。
水道水のGHは5ですが、汲み置きタンクにリバースを入れて処理しているので、GHは3まで下がっています。汲み置きで使う場合は、主にGHを下げる働きなので、硝酸塩やリン酸塩の吸着能力は使っていないと思われるので、後に飼育水槽へ移動すると無駄なく使えそうです。
GH3の汲み置き水で水換えして5時間経過すると、水槽のGHはさらに下がり、1.7になりました。水槽には先日作製した容器にリバース90リットル用を入れてあります。自作容器でも十分に働いています。
2日目には硝酸塩が80⇒40ppmまで下がっていますので、順調な働きです。
4日目、6日目に硝酸塩濃度が上がり始めました。吸着能力が低下したか、導入量が少なめなので力負けしているか?
7日目にはGHが1.7⇒1.7~3.4に上昇しています。硝酸塩濃度の上昇によりPHが下がり、イージーコントロールが働き始めたのかもしれません。しかし、8日目には1.7に下がったので、様子見とします。イージーコントロールが働いたかを判断するには、導電率を測定すれば判断できますので、今度、水道水と水槽の水を持参してください。
硝酸塩は上昇したものの6~8日目までは安定しているので、新たに発生する硝酸塩は吸着していると思われます。
今後の課題として、容器からオーバーフローして容器の外に出てしまう水を密閉容器か容器を2本にするなどして、全水が通水するように改良することで、効率を上げる。
規定量を導入する。
これらの取り組みで、どのように変化するか確認してみたいところです。
水を読む
楽しいですよ!
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