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2006年4月10日の記録

今日までの水換え
3月13日に産卵しましたが、それ以前の水換えは・・?ゴメンナサイ記憶にありません。産卵するということは、PHはある程度低いと考えられますので、産卵日の1~2週間前かもしれません。でも、2月の産卵からは、水換えしていような・・・?
産卵から3月24日に親魚と稚魚をを分けるまでは、当然水換えはしていません。蒸発した水は、点滴状態で補給している程度です。給水よるPH変化は親魚の産卵を誘発してしまうからです。子育てしている時に、産卵してしまうと、稚魚も卵も親魚が食べてしまい、ブリーディング失敗となります。
ここまでの水槽内での給餌は、親魚に与える餌のみです。赤虫やハンバーグなど、通常通り与えます。この時点で、1ヶ月くらい水換えしていません。
3月24日からは、稚魚にブラインを与えました。1日に3回給餌します。翌日には、残ったブラインをエアーホースを使ってサイホン式で取り除きます。サイホン式で排水する水の量は、2~5リットル程度です。取り除いたら、減った水を補給します。この管理は、3月24日から1週間程度続きます。親魚と分けられた稚魚が、いつでも餌を食べられるように、多めに給餌するからです。
4月に入る頃には、お腹がパンパンになるくらい、餌も残らない程度給餌しました。給餌回数は変わらず、1日3回です。残り餌もないので、餌を取り除く必要がないため、4月に入ってからの水換えは4月8日が初めてで、水換え量は20%程度です。
ディスカスの繁殖経験のある人なら、PHが気になるだろう。通常ならPHが下がりすぎて、水換えなどが必要となります。でも、前記したとおりの管理は事実で、現在も続行中です。
知っている方も多いと思いますが、この水槽にはイージーコントロールを設置しています。ペアー組みしてからPHを計測したのは、一度だけです。親魚を別の水槽に移動した時だけです。急激なPH変化を防ぐためにです。イージーコントロールを使用するとPH4.4より下がることはありません。ペアーも産まれたての稚魚にも、問題ない数値です。PH6.5とPH4.4のどちらが理想的でしょう? 低いPH値ほど水中のバクテリアは少なく、ディスカスにとってはストレスが少ない水といえます。殺菌灯を設置しても水中のバクテリアを減少させることは出来ますが、超大型殺菌灯を設置する以上に効果があります。理想的なPH値は、飼育環境により異なりますが、イージーコントロールがあればPH4.4ということになります。イージーコントロールがない場合は、管理しやすいPH値は、PH6.5が目安となります。(PH6.5から急速にPHは下がります)
今日までの育成状況ですが、親魚と分けてから稚魚たちは、1匹も死ぬことなく元気に育っています。今現在毎日する作業は、1日3回の給餌と観察。水換えは、気が向いたらといったところでしょうか。

今度の更新時には、この水槽設備をご紹介します。たいした設備ではありませんので、あまり期待しないでくださいね。


2cmサイズまで成長しました。まだ体高は出てきませんが、ちょっとディスカスらしくなってきました。
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何匹くらいかな?
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2006年3月24日の記録 親離れ
  
3月16日に孵化した稚魚たちが、親離れして旅立ちの日となった。昨日、親魚と稚魚を分けようと思ったのだが時間が無く、今日になってしまった。
雄は年齢的にも体も成熟した成魚ですが、雌は若魚なので少々落ち着きがなく、雄の負担が大きいからです。体も精神も成熟した成魚での繁殖は、雄と雌が子育てを半分ずつ受け持ちます。餌の時には、どちらかが餌を食べて、その時片親は子供たちから離れることはなく、ミルクを与え続けます。ある程度片親が餌を食べると、交代でもう片親が餌を食べます。今回は成熟した雄と若い雌なので、そのバランスが崩れていました。子育ては、雄が90%、雌が10%です。雄のヤムンダは、しっかりと雌をリードして子育てには問題ないのですが、雄を見ていると応援したくなるような気持ちになります。そこで、体着5日目で離すことにしたのです。
ヤムンダの雄は、雄の中でも数少ない優秀な雄です。このような雄は、産む雌がいれば完璧に仕事をします。このような雄がいれば、繁殖は難しくないともいえます。
実は、ヤムンダの雄には、物語がありました。入荷したのは、昨年の10月でした。同時に入荷した他のワイルドは問題ないのですが、このヤムンダだけは餌を食べてくれませんでした。1週間、2週間、3週間経っても、餌を口にしません。成魚の場合、1ヶ月くらい餌を食べなくても、その後しっかりと食べるようになれば、問題なく復活できます。当初は、「そのうち食べるだろう」と思っていました。しかし、3週間食べないのは、そのまま放置していても問題は解決しません。そこで、対処を試みます。ヤムンダよりも小さめのサイズのディスカスと混泳させてみました。ヤムンダはサイズも大きいので、あっという間に水槽内のボスになり、溜まっていたストレスを発散します。通常、この時点で食べ始めるのですが、一口も餌を食べません。あれこれしているうちに2ヶ月が経ち、12月になりました。
そのころヤムンダは、鰓の寄生虫駆除とお腹の寄生虫駆除も終わっており、寄生虫の問題はないと思いました。しかし、回り道をしている余裕はありません。12月に新しく入荷したワイルドアレンカーをパラサイトフリーにするために薬浴を行いますが、同時にその水槽でヤムンダも再薬浴することにしました。そこで、奇跡が起こります。
12月入荷のワイルドアレンカー数匹と2ヶ月餌を食べていないヤムンダの同時薬浴が始まりました。鰓の寄生虫駆除からお腹の寄生虫駆除へと進みます。新しく入荷したワイルドは、入荷翌日から餌を食べます。混泳させた時点、ヤムンダは餌を食べていません。数日経つと、水槽内で異変が起こりました。その異変とは、今回ペアーになったクヌリと、2匹で産卵筒を見つめ発情したのです。雨が降る前日には、2匹でいい感じになります。2度目の発情だったでしょうか。餌を食べるクヌリの横で、ヤムンダも餌を食べています。クヌリの愛に救われたようです。
ヤムンダは、日に日に餌を食べる量が増え、数日経つとお腹がパンパンになるまで食べるようになりました。その後2ヶ月間、毎日数回、お腹がいっぱいまで餌を食べるようになり体力も回復。そこで、ヤムンダとクヌリの2匹を残して、他のディスカスを移動します。繁殖環境を整えたのは、2月初旬でした。
ヤムンダの雄には、このような出来事があり、私たちスタッフも特別な感情を持っています。今回のブリーディングでは、子育てを完璧にこなしたヤムンダに敬意を表し、早めに休ませることにしたのでした。

今回の産卵で、皆様にお伝えしたかったことが一つあります。それは、ディスカスに無理をさせないことです。自由遊泳を始めた稚魚は、親魚からディスカスミルクを食べます。「ミルクを食べている間は稚魚たちに免疫力があり、病気になりにくい」と言われています。もちろん、このことは事実だと思います。しかし、アマゾンのワイルドディスカスが、何日目で親離れするかは知りませんが、閉鎖された水槽環境とは違い、親は疲れたら子供たちといつでも離れることができます。水槽環境では、飼育者が離してあげなければなりません。現在私は、ゲーベルディスカス系統維持のために、繁殖しています(バックルームで非公開)。その繁殖する全ては、親魚への体着期間は最高でも7日間です。今回のようにもっと短いこともあります。4日間ディスカスミルクを食べた稚魚は、親魚と分けて飼育者が管理することができます。親魚と分けた時点で飼育者が給餌を開始しますが、餌はブラインシュリンプです。稚魚たちは、始めてみたブラインを食べ始めます。体着4日間で、ほとんどの稚魚がブラインを食べられるようになります。3日間でも、2日間でも、ブラインを食べることができる稚魚もいますが、その確立は体着期間が短いほど少なくなります。
先に免疫力の話をしましたが、人工飼育を開始した稚魚(ディスカスミルクを食べなくなってから)の免疫力は、低下、もしくは失われているのでしょうか? 水質管理さえしっかりしていれば、病気にかかりやすいということはありません。体着4日以降も、ディスカスミルクを食べていれば病気にかかりにくい、ということはないともいえます。
ここまでのお話は、プロが繁殖する場合です。今年から開始したゲーベルディスカスの系統維持。店の定休日は週1回の火曜日ですが、今年は定休日でも稚魚の管理のために出社しており一日も休んでいません。これは、仕事だからできることです。では、皆さんの場合はどうでしょう?ディスカスの管理が仕事と同じようになってしまうと、今の楽しさはなくなってしまうでしょう。あくまでも趣味なので、時間的余裕をもって飼育するのが一番です。親魚への体着日数も、少しくらいなら長くてもよいでしょう。どれくらい長くするかは、全て飼育者が決めなくてはなりません。ディスカスに無理をさせないという愛情があれば、全て上手くいくはずです。


今回、ヤムンダとクヌリで、繁殖した店内水槽。
すでに、親魚の姿はありません。
別の店内水槽に移動して、休ませています。
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稚魚は?
産卵筒の裏側にいます。


集団になって泳いでいます。
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親魚と離した直後から、ブラインを食べています。

今日までのまとめ
2006年3月13日  産卵
      3月16日  孵化
      3月19日  稚魚が自由遊泳を開始。親魚へ体着。
      3月24日  稚魚と親魚を分ける。稚魚の単独飼育開始。


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2006年3月22日の記録  

2日しか経っていないのに稚魚たちに、体高が出てきた。2日前に体着した時と比べると、稚魚にサイズは倍くらいの大きさになっている。
親魚を追いかけて活発に泳ぐ稚魚は、親魚に振り払われても集団をくずすことなく、親魚の帰りを待ちます。
3月23日になれば体着4日目となり、親魚と稚魚を分けることもできる。分けた稚魚は別水槽で飼育するが、初期飼料はブラインシュリンプです。
分けるかどうかは、明日考えよう。


父親の体から、ディスカスミルクを食べる稚魚たち。
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もちろん、母親もミルクを与えます。
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ミルクは体全体から分泌します。
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2日前とは、体形は変わってきています。泳ぎも達者です。
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2006年3月20日の記録

2006年3月13日に3回目の産卵。1回目、2回目は、産卵後に水槽ガラス前面を新聞紙を貼り、外から魚を見ることができなくしました。これは、店内のディスカス販売水槽ということもあり、水槽の前を毎日何十人もの人が通るからです。中には、水槽に触る人や、叩く人までもいます。気が付けば「産卵中なので、静かにご覧ください」と声をかけるのですが、ディスカスを知らない人にとっては、行動が面白くてたまらないようです。店内ということもあり、このような出来事はいつものこと。仕方ないですね。そこで、防護策として、水槽のガラス前面に新聞紙を貼り見えなくしたのでした。その結果、やる気満々のペアーは孵化直前に卵を食べてしまいました。2回目も同じです。行動パターンからすると、孵化までは確実にいくと思っていたのに・・なぜ? ディスカスの気持ちで考えてみました。私が水槽の中のディスカスだったら?・・・見慣れない文字がガラス面にあるので、興味津々、新聞を読み始めるかもしれません。もしかしたら老眼で、目が疲れているかも? 冗談はさて置き、いつもと違う環境に問題があると思いました。
3回目の産卵では、そのまま放置。いつもと同じ環境を維持してみました。人・・人が通れば魚は落ち着きませんが、それでも慣れた環境が好きみたいです。人に挨拶するのは片親だけで、相方は必ず卵を守っています。13日の産卵から3日後の16日には、めでたく孵化しました。落ち着かない環境のせいか、4回ほど子供たちを移動します。孵化後に子供たちを安全な場所に移動するのですが、なかなかよい場所が見つからないようです。
3月19日に子供たちは自由遊泳を始めます。泳ぎだした稚魚を見つけては、口に含み元の場所へ戻します。親魚はその行動で子供たちに、ミルクの食べ方を教えるのです。全ての稚魚が、親魚の体からミルクを食べています。
ここからは、体着翌日の3月20日に撮影した写真をご覧ください。
店内ということもあり、いつ失敗に終わるかわかりませんが、できる限り、日記を継続したいと思います。


ヤムンダは、とて優秀なオスです。ディスカスのブリーディングは、オスしだいで難易度が違ってきます。よいオスを得ることも大切ですが、飼育者がよいオスに育て上げることも大切です。
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ワイルドのメスは、水槽内で一度産卵すると、その後は簡単に産んでくれます。これは、水槽環境で産卵できると認識したからです。認識してくれるまで、がんばりましょう。


体色が黒化しているのは、ミルクを分泌しているからです。
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ミルクは、♂♀共に分泌して、ペアーで子育てします。


稚魚が見えますか?
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チョット、アップにしてみました。
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親魚は交代でミルクを与えます。
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交代した時に取り残された稚魚たちは、一瞬戸惑い、産卵筒に集まりました。でも、すぐに親魚に戻ります。


稚魚のアップ。稚魚たちは、親魚を見つめています。
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