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先日「ぼくの夏休み」と題して、お客様によるリバースを入れる容器作成をご紹介させていただきました。
(下記ブログをご覧ください)
http://www.aquashop-es.jp/cp-bin/blog/index.php?eid=318

そして昨日、そのお客様が経過報告の為にご来店になられました。
まず、先日作った容器ですが、リバースをいっぱいに入れると、リバースが抵抗となりパイプの上からオーバーフローしてしまうとのことでした。パイプの上の部分は水面から15mm出ている状態で、そこにエーハイムで浄化された水を流し込むのですが、流し込んだ水の一部が下から抜けずに上から溢れてしまいます。
現在の対応策として、リバースを減らして抵抗を少なくしたそうです。
リバースを増やす場合は、容器を2本にして、エーハイムからの水を分割して2本の容器に流し込むか、作った容器を密閉式にして、圧力をかけて強制的に循環させるかを思案中です。
もう少し改良しなければならないようです。

それでも、90cm水槽にリバース90リットル分を導入して、データ取りしてくれました。

90×45×45cm水槽

エーハイム2217(サブストプロ6リットル)
     +
2215サブフィルター(サブストプロ4リットル)
     +
マルチフィルターS(チタンボール2kg)

イージーコントロール 2本

ディスカス 成魚9匹



①水換え前の飼育水(約1か月水換えなし)
 GH  10
 KH  0
 NO3 200

②水道水
 GH  
 KH  1.7
 NO3 0~20

③汲み置き24時間(リバースで処理)
 GH  
 KH  0~1.7
 NO3 0

④水換え後5時間経過の飼育水
 GH  1.7
 KH  0
 NO3 80

⑤2日目(朝)
 GH  1.7
 KH  0
 NO3 40
 
⑥2日目(夜)
 GH  0~1.7 
 KH  0~1.7
 NO3 40~80

⑦3日目
 GH  0~1.7
 KH  0~1.7
 NO3 40~80

⑧4日目
 GH  1.7
 KH  0
 NO3 80

⑨5日目
 GH  1.7
 KH  0
 NO3 80

⑩6日目
 GH  1.7
 KH  0
 NO3 80~100

⑪7日目
 GH  1.7~3.4
 KH  0
 NO3 80~100

⑫8日目
 GH  1.7
 KH  0
 NO3 80~100
 

①を見ると1か月していないので、GHが上昇しています。マックスサイズの成魚が9匹ということもあり、イージーコントロールを2本使用してPHの安定をさせているためです。

水道水のGHは5ですが、汲み置きタンクにリバースを入れて処理しているので、GHは3まで下がっています。汲み置きで使う場合は、主にGHを下げる働きなので、硝酸塩やリン酸塩の吸着能力は使っていないと思われるので、後に飼育水槽へ移動すると無駄なく使えそうです。

GH3の汲み置き水で水換えして5時間経過すると、水槽のGHはさらに下がり、1.7になりました。水槽には先日作製した容器にリバース90リットル用を入れてあります。自作容器でも十分に働いています。

2日目には硝酸塩が80⇒40ppmまで下がっていますので、順調な働きです。

4日目、6日目に硝酸塩濃度が上がり始めました。吸着能力が低下したか、導入量が少なめなので力負けしているか?

7日目にはGHが1.7⇒1.7~3.4に上昇しています。硝酸塩濃度の上昇によりPHが下がり、イージーコントロールが働き始めたのかもしれません。しかし、8日目には1.7に下がったので、様子見とします。イージーコントロールが働いたかを判断するには、導電率を測定すれば判断できますので、今度、水道水と水槽の水を持参してください。

硝酸塩は上昇したものの6~8日目までは安定しているので、新たに発生する硝酸塩は吸着していると思われます。

今後の課題として、容器からオーバーフローして容器の外に出てしまう水を密閉容器か容器を2本にするなどして、全水が通水するように改良することで、効率を上げる。
規定量を導入する。
これらの取り組みで、どのように変化するか確認してみたいところです。


水を読む

楽しいですよ!

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先日のディスカスセミナー【ディスカス飼育の理想的な水作りと水質の考え方】を終えて、新たなチャレンジをしています。
朝霞市の水道水の総硬度(GH)は6、炭酸塩硬度(KH)3です。ディスカスを飼育している水槽では、自然にKHは下がります。R/Oを使ってGHを下げることは容易ですが、総硬度1以下、炭酸塩硬度1以下の飼育水では、PH下降が激しく飼育困難です。アマゾン河の水質を再現しても、閉鎖された水槽咸鏡では、酸化物質によって、あっという間にPHが下降してしまいます。
先日のセミナーでは、GHとKHを下げても飼育可能であるとの提案をいただきました。リバースのイオン吸着という方法です。
特に酸化物質の除去に注目です。リン酸はエーハイムのリン酸除去でも吸着できますが、硝酸塩の除去は簡単にはいきませんでした。嫌気バクテリアを使って脱窒という除去方法もありますが、危険を伴います。水換えで除去するのが一番簡単ですが、GH1以下の水で飼育するとなるとPH下降が激しく頻繁な水換えとなり、GH1以下の水を用意するのも大変な作業となります。今までは、「GHは気にしない」という考えが無難な飼育方法でした。ディスカスは軟水と分かっていても、それをアマゾン河のデータに近づけることから逃げていたのかもしれません。
しかし、リバースを使うと、それが実現するというのですから、興味が湧きます。
軟水という緩衝力の低い不安定な水を安定させるために、硬度を調整するというのが、今までの考え方でした。でも緩衝力の低い不安定な水を安定させるために、アルカリと酸性物質を適度に除去して、水のバランスをとる考えは斬新です。
理論は素晴らしいのですが、それが実現できるかは、やってみないと分かりません。
なので、店内2400水槽で実験することにしました。
どうなることか楽しみです!


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