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去る4月28日に開催した【第2回ディスカスセミナー・ディスカス飼育の理想的な水作りと水質の考え方】の取材記事が6月11日に発売される「楽しい熱帯魚 7月号」に掲載されました。
SCN_00052012.jpg
記事の題名は
水質って何だろう?!
知っているようで深くは知らない
「水そのもの」を読み解く!!

楽熱にしては、かなり踏み込んだ内容です。
セミナーの内容を分かりやすい記事にしてあります。
が!この記事をすんなりと理解出来た人は上出来です。多くの人が「なるほど~~」と勉強になるでしょう。
記事を理解してから熱帯魚屋さんに出かけて「軟水ってなんですか?硬度ってなんですか?」と聞いてみよう!!そんなの答えられて当たり前が、そうじゃないかもしれません。この記事を読んだ熱帯魚屋さんは、真っ先に書店に駆け込むかもしれませんね。
冗談はさて置き、びっしりと5ページに亘る記事を読んで、スッキリしちゃいましょう!!
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第2回【ディスカスセミナー・ディスカス飼育の理想的な水作りと水質の考え方】参加無料

昨年開催しました【ディスカスセミナー・ディスカス飼育の理想的な水作りと水質の考え方】は、初心者も熟練者もディスカス飼育に役立つ知識を得られ、大好評でした。
今回も講師をお招きして、さらに内容を充実させてセミナーを開催させていただきます。
ディスカスに適している水質=軟水
この事は、皆さん知っているでしょう。
では、軟水とは?
硬度とは?
誰でもスパッと回答できるようになります。
軟水=PHが低い水
なんとなく、そう思っていた人はセミナーでスッキリ整理しましょう。
硬度20で弱酸性の飼育水もあります。
貴方の水槽の水質はどうでしょうか?

初めて参加する方は、水道水と飼育水をペットボトルなどの容器に入れてご持参ください。水質検査を行ない、水質を知ることから始めましょう。問題点や改善点があれば、その場でアドバイスさせていただきます。
前回のセミナーで水質検査を受けている方も、何か不明な点がありましたら水をご持参いただければ、再検査いたします。すでに自分で検査を続けていると思いますので、水質データーをお持ちください。今回は、水道水の水質、飼育環境に合わせた対処方法をアドバイスさせていただきます。リバースを使っている方が多いと思いますが、水質の合わせた最適な導入方法を知ることで、さらにレベルアップを目指しましょう。
セミナー会場は、アクアショップes店内を予定しております。参加者が多い場合は、別会場を用意する予定です。参加希望者は、事前にアクアショップesまで、お電話かメールにてお申し込みください。参加費用は、無料です。

第2回【ディスカスセミナー・ディスカス飼育の理想的な水作りと水質の考え方】

開催日程    2012年4月28日(土)15:00~18:00
会  場    アクアショップes
 (参加者が多い場合は、変更する場合もございます)
講  師    アクアアルミナ  三井一聖様
講習内容    講義    水質検査の仕方、そしてそこから水質の読み解き方、考え方
              水質のコントロールの仕方
        水質検査会 受講者持参の水道水、飼育水の検査及びカウンセリング
参加費用    無料
参加資格    ホビースト 初心者も大歓迎です
受講者人数   50名まで
参加申し込み  アクアショップesへお電話かメールにてお申し込み。
        水質検査のために飼育水と水道水をご持参ください。
主  催    アクアショップes


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6月6日から始まった店内の2400水槽の軟水化計画。
2か月と3週が経過しました。
まだまだ、いろいろと検証したいことはありますので実験は継続いたしますが、もうすぐ使用期限の3カ月になりますので、一度中締めとしてまとめてみたいと思います。
まずは、下記のデータをご覧ください。
6月6日に50%の水換え後の値が、当初の基準となります。
NO3が60ppmとなっていますが、試薬の関係で本当の値は2.6倍の160ppm位です。
これは、6月16日のNO3の値が30ppmでしたが、試薬を変更すると17日は80ppmに上昇しています。これは試薬変更による値の変化で、17日が正しい値と考えられます。
6月6日の水換え前に水質を測定すればよかったですが、導電率は400マイクロジーメンス前後でNO3は300ppmを超えていたと思われます。水道水の値から、日々上昇します。

①6月6日にリバースを規定量の6分の1導入しましたが、硝酸塩、GHは微妙に下降しましたが、測定誤差も考えられる程度の変化でした。導入量が少なすぎると目に見えた効果はありません。

②6月10日にリバースを追加。合計600リットル用のリバースが入り、規定量の約3分の1にしました。
6月12日にGHが6から5へ下がりましたが、24日まで5のままキープ。カルシウム、マグネシウムの吸着は止まっているようです。
硝酸塩は当初の半分程度まで下がりましたので、順調に吸着していますが、80ppmからは下がりません。

③6月6日から6月22日までの変化は、GH6⇒GH5 硝酸塩160ppm⇒80ppm
規定量の2分の1を導入した人は、GH3⇒GH1など、順調に下降している人が何人かいました。GHが高いと下がりにくいのか?同じGHでも下がりやすい水と下がりにくい水があるようにも思える。
2400水槽の場合、GHを上げる疑いのあるものが入っていた。白い砂です。砂を導入する前に、PH4の飼育水で試したが、PHと導電率の上昇が見られなかったので、水質を変化させない砂と判断して導入したが、もしかしたら徐々に溶出する不安が残り、一度砂を撤去することにした。
GHが下がらないという原因になり得るもの(=GHを上げる可能性のあるもの)を排除して実験を試みることにした。

④6月22日。80%の水換えを行ない、砂を撤去した。水換えにより、導電率と硝酸塩の値が下がった。

⑤6月6日からの導電率の変化を見ると、リバース導入すると上昇していない。硝酸塩、リン酸塩などの酸化物質を吸着していることで、上昇しないと考えられる。しかし、導電率が吸着により下降することはない。新たに発生する硝酸塩、リン酸塩は吸着するが、すでに飼育水に蓄積している酸化物質は吸着していないと思われる。
6月23日。よって、水換えにより、さらに導電率を下げることにした。水換え50%行うと250マイクロジーメンスまで下がった。水道水は200マイクロジーメンスなのでまずまずの値です。

⑥6月24日。リバースソフトを1800リットル分、フレッシュを600リットル分追加した。
水道水のGHが高く、下がりにくい水であることも考えられるので、ソフトを多めに導入。
 
⑦6月25日。大きく水質が変化した。
GH5⇒GH1
他の値はほぼ変化なし。
カルシウム、マグネシウムが1日でかなり吸着されたことにより、GHが下がった。しかし、導電率には変化がないので、リバースのろ材自体に吸着していないようです。イオン交換?と思いましたが、詳細は不明です。

⑧8月4日までは、ほとんど変化なし。
導電率、硝酸塩に変化がないので、バイオケアで微量元素の補給をしながら1か月半経過しましたが、水槽内の掃除の為に水換えを50%行ないました。
導電率は下がり、硝酸塩も下がりました。
硝酸塩は、上昇することなく40ppmをキープしていました。しっかりと吸着しています。しかし、新たな硝酸塩は吸着していましたが、元々蓄積していた硝酸塩は吸着せず、値は変化なし。6月6日から6月15日までは、蓄積していた硝酸塩も吸着していましたが、23日以降、水換えにより値が下がると新たなものしか吸着していません。硝酸塩を全て吸着するのではなく、高い濃度の場合は吸着する。新たに発生する硝酸塩は、きっちりと吸着するようです。
8月4日に水換えすると、蓄積していた硝酸塩が2分の1に減少しました。硝酸塩数値が、ある程度まで下がったら、水換えで除去していけば、かなり低い数値になると思われます。新しい飼育水、新規立ち上げ水槽など、飼育する水の硝酸塩が水道水レベルの低い値の場合は、リバースで、硝酸塩、リン酸塩を水道水レベルでキープすることも可能になると思われます。

⑨8月4日の水換えには水道水無調整を使用したので、GHが3まで上昇しました。水道水のGHは5~6なので、上昇は避けられません。しかし、リバースがGHを下げると予想していましたが、8月26日現在、GHは3のままで、変化なしです。GHを下げる機能を使い果たしたか、カルシウム、マグネシウムが、リバースで吸着できない形でイオン化しているのか、原因不明です。リバースのメンテは、時々洗うことが必要ですが、2週間毎に洗っていました。もしかしたら、もう少し頻繁に洗った方がいいのか? 洗う際にはお湯で洗った方がいいのですが、お湯の用意ができないため、水道水で洗っていたのが悪かったのか? 熱湯でも大丈夫ということなので、グツグツと煮てみようと思います。



測定日  pH  GH    KH 導電率 NO3     補 足
6月 6日                      水換え50%
6月 6日 7.3 40/6  80/1.7  300  60  水換え直後の値。ソフト300L用導入。
6月 8日 7.4 44/6  80/1.7  300  50  フレッシュ60L用・ソフト6.8 60L用を追加
6月 9日 7.3 43/6  79/1.8  300
6月10日 7.3 47/6  83/1.6  300      ソフト180Lを追加 (合計600分)
6月11日 7.2 49/6  84/1.5  300  40
6月12日 7.2 50/5  84/1.5  300  40
6月13日 7.1 53/5  86/1.4  300  30
6月15日 7.2 52/5  86/1.4  300  30
6月16日 7.1 53/5  87/1.3  300  30
6月17日 7.2 54/5  84/1.5  300  80  試薬を変えたためNO3が上昇。
6月18日 7.2 53/5  88/1.2  300  80
6月19日 7.2 53/5  86/1.4  300  80
6月20日 7.2 52/5  86/1.4  300  80
6月22日 7.2 51/5  85/1.5  310  80  水換え80%。測定値は水換え前の値。
6月23日 7.3 53/5  81/1.7  280  40  水換え50%。測定値は水換え前の値。
6月23日 7.1 52/5  86/1.4  250  40  測定値は水換え直後の値。
6月24日 7.2 54/5  85/1.5  240  40  フレッシュ600L用・ソフト1800L用を追加
6月25日 7.1 95/1  83/1.6  240  40  バイオケア250ml添加
6月26日 7.1 95/1  86/1.4  240  40
6月27日 7.1 93/1  85/1.5  250  40
6月29日 7.1 96/<1  86/1.4  250  40
6月30日 7.1 95/<1  89/1.1  250  40
7月 2日 7.1 95/1   86/1.4  250  40
7月 3日 7.1 96/<1  87/1.3  250  40
7月 9日 7.1 95/1   88/1.2  260  50
7月10日 7.1 96/<1  88/1.2  260  40
7月13日 7.2 96/<1  88/1.2  260  60
7月18日 7.2 96/<1        260  60  バイオケア250ml添加
7月23日 7.0 96/<1  90/1.0  270  40
7月28日   95/1   92/0.8
8月 4日 5.8 92/1   92/0.8  300  40  水換え50%。測定値は水換え前の値。
8月 6日 6.9 78/3   88/1.2  250  20  バイオケア250ml添加
8月11日 6.6 78/3         260  25
8月15日   74/3
8月18日     /3             20
8月26日 6.6   /3    /1.0  270  20

ここまでは、今までの流れです。
ディスカス飼育で、軟水を意識して飼育した人も多いでしょう。
私もR/Oを使って、水作りしたこともあります。
導電率100マイクロジーメンス以下。GH1。KH1。
アマゾン河の水質をイメージして取り組んだこともありました。
当時は、イージーコントロールがなかったので、そのような水を作って管理すると、2~3日に1回が水換えしないとPHが下がり過ぎてしまいます。結局、水道水とブレンドして、徐々にブレンドの比率を水道水を多くしなければなりませんでした。そうしないと、PH下降との戦いです。
今では、イージーコントロールでPH下降は避けられるようになりましたが、それでも硝酸塩やリン酸塩の蓄積は避けられません。
アマゾン河の水質をイメージして軟水の水で飼育すると、閉鎖された水槽環境では太刀打ちできないことになります。
店の水道水はGHが5~6もあります。しかし、日本にはGHが1~2と軟水の水が得られる地域もあります。そのような地域の水は、データ的にはディスカス向きの軟水ですが、水換えに追われる飼育管理になってしまいます。イージーコントロールを発売したころは、恵まれた軟水の地域のお客様が大勢導入しましたが、大勢の方がサンゴやカキ殻などを使用してPH下降を防いでいたそうです。今思えば、「PH下降を防ぐ=GH上昇」と訴えて、水槽内GHを測定してもらえば、皆さんビックリしたことでしょう。
PH6.0 GH20なんて測定結果を見たら、ビックリするでしょう。
今現在も、ろ材やソイルなどでGHがビヨヨ~ンと上がってしまうものがありますので、一度水道水と飼育水のGHを比較してみることをお勧めします。イージーコントロールを販売して10年くらい?経ちますが、時々「硬度は上がりませんか?」と知識あるお客様から尋ねられます。そのような質問に「硬度は変化しません」とお答えしています。でも、初めて明かしますが、イージーコントロールは微妙にGHを調整しています。ディスカス飼育向きのPH4.4下限値でキープしますが、飼育者に分からない程度に微妙に調整しているのです。人力では出来ないコントロールをしています。優れ物ですね!
話がそれましたので戻します。
アマゾン河の水質データを再現して管理するのは、軟水だからこそ難しい管理となってしまいます。
でも、リバースがあれば、いろいろと応用できます。
軟水という恵まれた水道水の人。R/Oで軟水の飼育水を作る人。導電率をアマゾン河のデータに近付けたい人。
例えば、GH1、KH1、導電率80マイクロジーメンスの水を用意したとします。
PHダウンを防ぐとGHが上がります。
GHとKHの問題を解決したとしても、必ず導電率は上昇します。
先の水質の水槽にリバースを導入したらどうでしょう?
GH,KH,導電率は、そのまま維持ができるでしょう。
面白いと思いませんか?

でも、GHを下げたからってどうなの?

GH1なんて、データを追い求めるだけで、自己満足だけじゃない?

そんな声が聞こえてきそうですね。
実際、店内2400水槽にリバースを導入して、GH1を目指しましたが、それが達成できたとしても、単に数字の目標を達成できたというだけで、何かある?という思いもありました。水質測定という面白さを教えてくれたリバースですが、それだけで終わってしまう?ことも考えられました。
水質データだけではなく、他にも何か変わらなければ、継続使用はないかな?とも思えました。
でも、継続使用をする考えの人が多いのです。
何が変わったか?
ディスカスの調子がいいのです。
元々2400水槽は、皆餌食いもよく、元気いっぱいでした。ワイルドディスかす、アルタム、カラシン、コリドラス、プレコなど、全ての魚が元気でした。
そこにリバースを導入して、「変化するとしたら発色かな?」という予想でした。でも、発色だけだと、使用者全員は感じられないかも・・?
導入後の感想ですが、発色は期待通りに良くなりました。
水の透明度が増したことも変化ですが、それは使用者全員には分かりにくいかもしれません。
最も多く感じられる変化は、ディスカスがボ~ット落ち着いていることです。見方のよっては活気がないように見えます。落ち着いているのか、強弱関係の争いも激減しました。
普段は、水槽内を散歩しているように、ノホホーンと泳いでいます。
そこに餌をあげると・・・

水面まで競う会うように泳いできては餌に喰らいつき、1匹が勢い余って水面でバシャとUターンすると、餌に群がっていた全員が下に向かって一瞬で散ります。そして、また餌へ突進する。とにかく、カラシンや鯉の群れように、ガッツクといった感じです。
この動きは、調子のよい管理なら見たことがあるかもしれませんが、もっと力強い餌食いといった感じの動きです。
今までと違うことは、GHが低いということです。
硝酸塩やリン酸塩は、導入前でも水換えで取り除いていました。
違うのは、GHが1ということです。

コケの発生も抑え、魚の調子がイイ。
是非お試しください。
お電話、メールで御相談いただければ、お客様の飼育環境、水質にあったカウンセリングをさせていただきます。
お気軽にご相談ください。

リバースの実験は、まだまだ続きます。


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軟水化計画をスタートしてからは、毎日水質測定をしています。
PH、GH、KH、導電率、NO3の5項目です。
PO4(リン酸塩)も測定したいのですが、販売用の在庫が少ないので、次回入荷時には測定開始したいと思います。
PHはニッソーPHメーターを使用しています。この価格帯のPH計に精度を求めるのは難しいと思いますが、日々の変化を読むことは可能なので、今回は十分です。
導電率計も通常に市販品です。
NO3(硝酸塩)は、試験紙を使用していますが、比色が難しく、測定結果は微妙ですが、目安にはなるでしょう。試験紙がなくなったら、ELOSの試薬に変更する予定です。
GH、KHは、当初は試薬を使用する予定でしたが、以前取り扱っていた某メーカーの試薬は消費期限切れなのか、測定しても変色せず、測定できなかったので、即座にメーカーに返品。今、扱っているELOSは、消費期限が商品に記載してあり、信頼性の高い試薬といえます。しかし、ELOSが入荷する前に測定する必要があったので、こちらを使用しています。
GH(総硬度)の値です。
表示は95となっています。
IMG_9507-7.jpg
ラベルの表で先ほどの数字の2ケタ目の90と1ケタ目の5を結んだ地点は、GHの値となり1になります。
IMG_9509-7.jpg

KH(炭酸塩硬度)も同測定器を使用しています。
測定した値は86になっています。
IMG_9508-7.jpg
この数字を同様に表で読み取ります。
80と6を結んだ地点がKHで、1.4となります。
IMG_9510-7.jpg

この測定器は高価ですが、かなり正確な値を読むことができます。
今は、販売していないかもしれません。

今日の店内2400水槽の水質です。
PH  7.1
GH  1
KH  1.4
導電率 250マイクロジーメンス
NO3 40ppm

6月25日からKHは少しずつ下降していますが、他の数値に変化はありません。
変化しないことは通常ではありえません。NO3や導電率は日々上昇するのが当たり前です。
変化しないということは、しっかりと酸化物質を吸着している証です。
メーカーには失礼ですが、予想に反して順調です!


RSS
昨日、リバースグレインを2400リットル分追加いたしました。
本日、早々に水質チェ~~ック!!
PHは7.4
導電率240マイクロジーメンス
硝酸塩40ppm
KH1.6 (83)


そして~~


GHは~~



めでたく目標であるGH1になりました。


6月16日にこのブログで6月6日から16日までの水質変化データを公開いたしました。
その期間のリバースブレイン投入量は、規定量の3分の1でした。
その後、22日まで様子を見ましたが、大きな変化はありませんでした。
大きな変化はなくとも、導電率は上昇することなく、NO3も上昇していなかったので、リバースはしっかりと働いていたことになります。
しかし、当初の目標であるGH1、KH1以下にするには・・?
水道水のGHが5~6と少々高めなので、一度規定量まで増量して試してみよういうことになり、22日に80%の水換えを行ない、翌日23日に再度50%の水換えを行ないました。
導電率は300マイクロジーメンスが240まで低下。
硝酸塩も40ppm。
KHは1.7まで上昇。
GHは5。
2日間連続で総水量2300リットルの水換えを行なったことにより、水道水レベルまではいかないまでも、水道水の近いレベルになっておりました。
そこに、リバースグレインを増量したのです。
見事に一晩でGH1まで下がりました。
KHは1.6ですが、これは徐々に下がるでしょう。
目標の水質になりましたが、ここまではイオン交換やR/Oなどでも水質調整は可能です。
GHとKHが1近くの水質では、通常は蓄積する硝酸塩やリン酸塩などの酸化物質に反応して、PHが下降もしくは急下降してしまいます。緩衝能力の低い、不安定な水といえます。
私がリバースに興味を持ったのは、PHを下げる元である酸化物質を吸着除去できる能力です。
軟水という不安定な水でも、日々蓄積する酸化物質を除去出来れば、理論上はPH下降しないことになります。

面白いですね~~


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